外国人労働者の職場への「定着」を取り組んでおられる事業主の皆様へ、人材確保等支援助成金の活用
厚生労働省が8月31日発表した2025年の外国人雇用実態調査によると、
外国人労働者の雇用に関する課題は、「日本語能力等のためにコミュニケ
ーションが取りにくい」が最も多くなっており、
仕事でのトラブルの内容をみると、「トラブルや困ったことをどこに相談
すればよいかわからなかった」、「事前の説明以上に高い日本語能力を求
められた」等があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75722.html
人材確保等支援助成金の活用
「人材確保等支援助成金(外国人労働者就労環境整備助成コース)」は、
外国人労働者は、日本の労働法制や雇用慣行などの知識の不足や、言語の違いなどから労働条件・解雇などに関するトラブルが生じやすい傾向にあります。この助成金は、外国人特有の事情に配慮した就労環境の整備を行い、外国人労働者の職場定着に取り組む事業主に対して助成するものです。
具体的な「取り組み」と、主な「支給要件」
具体的な取組
「必須メニュー」に加え、「選択メニュー」の①~③のいずれかを実施する必要があります。
必須メニュー
・雇用労務責任者の選任
・就業規則等の多言語化
選択メニュー
①苦情・相談体制の整備
②一時帰国のための休暇制度の整備
③社内マニュアル・標識類等の多言語化
主な支給要件
就労環境整備措置の実施日の翌日から6ヶ月経過するまでの期間の外国人労働者の離職率が15%以下であること。
支給額
1つの措置導入ごと20万円(上限80万円)
なお、厚生労働省はこの助成金の支給額の上限等を10月に見直す方針ですので確認が必要です。
また、奈良県でも次のような制度が設けられています。
1.奈良県 外国人材定着支援事業補助金
奈良県内に事業所を有する中小企業等が、外国人従業員に対して行う「日本語研修」に係る費用の一部を補助
https://www.pref.nara.lg.jp/documents/9412/20260415143549.pdf
2.奈良県 在住外国人コミュニティ活動支援補助金
https://www.pref.nara.lg.jp/documents/6283/20260814154603.pdf
・申請締切 令和8年10月7日(水曜日)(必着)(持参の場合17時まで)
・申請方法 持参か電子メールにて、所定の申請書類を奈良県県民くらし課へ提出