2023年3月6日

月日が経つのも早いもので、もう3月が来てしまいました。

先日、2月22日は「猫の日」だったそうです。そこで、我が家の猫のお話を。。。

 

我が家には「ルル様」というそれはそれは美しい黒猫がいます。品のある、高貴な女性です(ルル様自身、自分のことを高貴な女性として認識しているはずです)。年齢は15歳を過ぎますが、毛並みは艶やかでとても美しく、顔は小さく、体はちょっとだけ大きい(たぶん怒られます)美人さんです。

 

「黒猫」と言えば、「黒猫が前を横切ると不吉なことが起こる」のように、しばしば縁起の悪い生き物として認識されることもあります。一説によると明治以降に、欧米で信じられていた「黒猫は魔女の使い魔あるいは魔女が変身した姿である」という迷信が日本に輸入され広まったものだ、といわれています。

では、それまでの日本での黒猫のイメージは、どのようなものだったのでしょうか。

一説によると、明治以前の日本人は、「黒猫は暗闇でも目が見える」という理由から、魔除けや幸運、商売繁盛の象徴とされ、縁起の良いものの一つとして考えていました。江戸時代には「恋煩いに効く」「結核が治る」といった迷信が広がり、人々の間で黒猫を飼うことがブームになったこともあるそうです。

 

 

うちのルル様は短いかぎしっぽ。

ルル様のかぎしっぽ(鍵の形のように途中で曲がっていたり、短くクルっと丸まったりしているしっぽのこと)は、「幸運をひっかけてきてくれる」と言われているとても縁起の良い存在なのです。

嗚呼、素晴らしい。

 

今日もそんなルル様が喉を鳴らす「ぶろろろろろ」という爆音を左耳に感じながら、ルル様が寝やすいように自分の体をベッドの端へ端へと追いやり、自分が中央側に寝返りを打ってルル様の睡眠を妨げ、ルル様にいやな顔をされぬように、そして幸運をひっかけてきてくれているルル様も幸せでありますようにと、日々眠りにつくのです。

ありがとう。

 

T.K